脂肪吸引は同じ部位で2度は行えない!? |「美女力アップ」塾

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脂肪吸引は同じ部位で2度は行えない!?

痩身・ダイエット

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脂肪吸引を一度すると、その部位から再度脂肪吸引を行うことが難しくなるってご存知でしたか?初め聞く方も多い情報かもしれませんが、これには身体が傷を治す際のメカニズムに関係がありますので、ご説明したいと思います。

まず、脂肪吸引というのは細いカニューレと呼ばれる管を、皮下脂肪の層に挿入して脂肪組織を物理的に除去する施術です。脂肪組織は毛細血管などで身体に繋がれている、血の通った組織です。その為、脂肪吸引後の皮下は、出血し傷つけられた状態になっています。

傷ついた組織は下記のようなメカニズムで傷を治します。

第1期:炎症反応期 血管は損傷を受けると色々な凝固因子が活性化され止血を行います。かさぶたができる際と似たような反応が体内で起きているとイメージしてください。また同時に、いらなくなったものを食べて処理してくれる細胞も活性化します。

第2期:増殖期 止血ができたら次は、修復作業です。線維芽細胞という細胞がコラーゲンを生成し、これに支えられて新しい毛細血管が作られます。毛細血管は線維芽細胞に栄養と酸素を届け、よりコラーゲンをたくさん生成して、更に毛細血管が発達するという自己増殖を続けます。この組織はコラーゲンとコラーゲンが橋のように繋がり合い、その他の色々も物質も合わさって補強し合い、丈夫な組織をつくります。

第3期:安定期 線維芽細胞の活性がやがて落ち着いてくると、コラーゲン生成と分解吸収の量が同じになり、安定した状態になります。しかし、修復した組織はコラーゲンの配列が不規則で瘢痕組織として残ると言われています。

一度傷ついたことにより、硬く強固に再生された組織ではカニューレの操作がしにくく、その為2度目の脂肪吸引は難しくなると言われています。脂肪吸引は体への負担を考慮して、一度に吸引できる脂肪量に制限を設けているクリニックも多いと思います。もし身体の広範囲での脂肪吸引を希望の場合は、一度の手術で全体的に少しずつ吸引してしまうと、追加で脂肪吸引したくなった際に苦労することになりかねません。その為、広範囲での脂肪吸引を希望の場合は、初めから医師に相談の上、計画的に複数回に分けて、部位ごとにしっかり脂肪吸引を行う方法をお勧めします。

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記事監修:中山玲玲医師
中山玲玲医師

専門分野
乳房再建、形成外科一般

専門医
日本形成外科学会認定 形成外科専門医

所属学会
日本形成外科学会、日本美容外科学会、日本創傷外科学会、日本レーザー医学会