胸の形は変形しないの？ |「美女力アップ」塾

シリコンバッグ豊胸などでたまに見かける失敗談に「カプセル拘縮で胸が硬く変形してしまった」というものがあります。では、脂肪注入では起こらないのか？と心配に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論から申しますと、変形は「ない」です。単純明快ですね。
　そもそも脂肪注入では、吸引した脂肪を更に細かくしながら少量ずつ注入することが基本です。これは脂肪生着率を上げ、嚢胞や石灰化を最小限にする為でもあります。その為、胸に脂肪を偏りなく、まんべんなく注入することが出来ます。まんべんなく注入された脂肪は、一部身体に吸収されるわけですが、それも身体の反応なのでまんべんなく吸収されます。3～6か月後には、まんべんなく残り生着した脂肪は、自身の組織となっていますので、痩せればまんべんなく減り、太ればまんべんなく増えます。
　良い話ばかりするのも良くないと思いますので、悲しい話もしますと、自身の体と一緒ですので、自然の摂理として加齢すれば垂れます。加齢した状態も含めて、不自然な変形は一切ありません。

ただし、これは元々が変形のなかった状態からの豊胸を前提としたお話しです。乳房再建等で部位によって皮膚の厚みや状態の異なる場合は、脂肪の生着率に差が出ることもあります。しかし、それも変形“する”のではなく、元の変形が“一度では改善しきれない”のであって、複数回の手術によって改善することが出来ますのでご安心ください。