乳房再建(乳房温存術を受けられた⽅へ)|再生医療技術CAL・培養CALによる乳房再建なら横浜のクリニック

乳房再建(乳房温存術を受けられた方へ)
BREAST RECONSTRUCTION

乳房再建
(乳房温存術を受けられた方へ)
BREAST RECONSTRUCTION

乳房再建をあきらめていませんか

乳房温存術(部分切除術)を受けた方にも、
乳房再建の選択肢があることを御存じでしょうか。

乳房再建をあきらめていませんか

当院セルポートクリニック横浜はこれまで、乳房温存術を受けた患者さまに、脂肪由来幹細胞を加えた脂肪注入法(再生医療技術 CAL・培養CAL)による乳房再建をご提供してまいりました。
保険診療による乳房再建方法である自家組織再建(皮弁法)とは異なる特徴や適応が、CAL・培養CALによる乳房再建にはございます。

ご自身の乳房について仕方がないとあきらめる前に、一度、ぜひ当院までご相談ください。
また当院は、保険診療による治療を行っている医療機関からのご紹介も日常的にございます。ご興味のある方は主治医の先生にご相談ください。

下記のようなお悩みやご要望をお持ちの方へ

乳房温存手術後の
乳房の凹みや
ボリューム不足など、
満足されていない方

放射線治療を受け、
他院での再建を
諦めた方

他院再建後の
左右差を整えるなどの
修正を行いたい方

CAL・培養CALによる乳房再建の特徴

  • 新しく大きな傷ができない
  • 短い手術時間(3時間程度)と入院期間(日帰り)※
  • 体への負担が少ない
  • 流動性ある脂肪を注入するため、細かい部分的な再建や修正が可能
  • 放射線治療後の皮膚の状態の改善が期待される
※培養CALの治療では別途、脂肪採取の手術(日帰り)が加わります。

放射線照射後の組織を改善する効果

乳房温存術は通常、手術後の放射線照射治療がセットになっていますので、たいていの場合、乳房の傷とその周りは固く萎縮した状態になっています。
皮膚の色も、茶色に変色してしまっていることもあります。
この変化は放射線の影響で起こり、長い間残るものですが、CALではそこに脂肪と幹細胞を補充することでこれらの変化からの回復を促す効果が期待できます。
固かった部分が柔らかくなったり、皮膚の色が改善したりする方も多くいらっしゃいます。
この効果は他の再建方法では得られないので、乳房温存術後こそCALでの乳房再建が適しているといえます。

乳房温存術後で変形の程度が強い場合や、傷跡が非常に固い、癒着が強い場合などは一度のCALでは完全に変形が修正できないことがあります。
それでも1回目のCALで生着した脂肪とその幹細胞の効果で注入部分の状態は改善していますので、一定の期間をあけてCALを行うと、より健側の乳房に近づけることができます。
変形の中でも引きつれが強い場合は同時に瘢痕修正などを組み合わせた治療も可能です。

乳房温存術後のCALを行う時期については、放射線治療後、組織が落ち着いた状態になってからが効果を最大限に発揮できます。
最低1年は待ってから治療を開始し、2回目を行う場合は、やはり組織の状態を見て半年から1年はあけて次の治療を行うようにします。

CAL・培養CALによる
治療の流れ
Flow

CALによる治療の流れ

STEP01

脂肪吸引

大腿部や腹部などから、脂肪吸引用の細い管(カニューレ)を使用して脂肪を吸引します。吸引部には6mm程度の傷ができますが時間とともに目立たなくなります。

脂肪吸引
STEP02

幹細胞の抽出

衛生的に管理された特別な細胞調製室で、吸引した脂肪の一部から細胞調製技師が丁寧に幹細胞の抽出を行います。

幹細胞の抽出
STEP03

幹細胞を加えた脂肪の注入

抽出した幹細胞を残りの脂肪に混合し、幹細胞密度の高い注入用脂肪を作ります。脂肪注入用に独自に開発した注入器を使用し、少量ずつ丁寧に注入することで、脂肪の壊死や石灰化を抑えます。

幹細胞を加えた脂肪の注入

培養CALによる治療の流れ

STEP01

手術1回目脂肪の採取

局所麻酔を行い、おへそ付近のお腹などから少量(小豆大程度)の脂肪を採取します。採取部に5mm程度の傷ができますが、時間とともに目立たなくなります。

脂肪の採取
STEP02

幹細胞の抽出

衛生的に管理された特別な細胞調製室で、採取した脂肪から細胞調製技師が丁寧に細胞の抽出を行います。

幹細胞の抽出
STEP03

培養期間幹細胞の培養

衛生的に管理された特別な細胞調製室で、抽出した幹細胞を培養し、幹細胞を増やします。

幹細胞の培養
STEP04

手術2回目注入用脂肪の吸引

大腿部や腹部などから、脂肪吸引用の細い管(カニューレ)を使用して注入用脂肪を吸引します。吸引部には5mm程度の傷ができますが時間とともに目立たなくなります。

注入用脂肪の吸引
STEP05

培養幹細胞を加えた脂肪の注入

患者さまより注入用に吸引した脂肪に、培養した幹細胞を加え、幹細胞密度の高い注入用脂肪を作ります。 脂肪注入用に独自に開発した注射器を使用し、少量ずつ丁寧に注入することで、脂肪の壊死や石灰化を抑えます。

培養幹細胞を加えた脂肪の注入

各再建方法の比較 Comparison

再建方法によって体への負担や特徴は様々です。
各再建方法のメリット・デメリットを比較し、自分に合った再建方法をご検討ください。
下記、当院治療による副作用・リスクに関する記載には★マークを付けております。

皮弁法 CAL・培養CAL
手術侵襲度 大きい 小さい
手術時間 4~5時間 CAL:3時間程度
入院期間 約2週間 培養CAL:2時間程度
日帰り
新たな傷 皮弁採取部位に
新しい傷ができる
脂肪吸引部位に
5mm程度の傷
特有の合併症 皮弁の部分壊死 のう胞形成 ★
乳房の硬さ/温かさ 柔らかく温かい 柔らかく温かい
加齢による変化 左右差が出にくい 左右差が出にくい
手術回数 一度に大きなボリューム
を移植可能
大きな欠損に対しては
複数回の施術が必要
※培養CALの場合、脂肪注入手術のほかに、事前に脂肪採取手術が加わります。

治療費 Price

乳房再建術

乳房再建手術は医療費控除の対象となります。詳しくは「医療費控除について」を御覧ください。

(料金は消費税込)
乳房再建CAL 片側料金 / スーパーリッチ幹細胞オプションを含む ¥917,000
培養CAL(乳房再建) 片側料金 / 脂肪採取、培養、培養幹細胞を加えた脂肪注入 ¥1,017,000
複数回手術を行う場合は、その都度手術料金が必要になります。

Q&A QUESTIONS & ANSWERS

下記、当院治療による副作用・リスクに関する内容が含まれる質問項目に★マークを付けております。

乳房再建(乳房温存術の方向け)に関するQ&A

手術全般についてのQ&A

未成年の方について

乳房再建(乳房温存術の方向け)に関するQ&A

Q乳がんの手術前でも診察を受けられますか?

はい、受けられます。当院ではCALを用いた再建方法だけではなく、他の再建方法(皮弁法やシリコンインプラント法)などについても、詳しくご説明させて頂いています。乳がん治療前に乳房再建の話を聞くことにより、乳がん治療に前向きな気持ちで臨んで頂くことができればと願っています。

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Q診察を受ける為には紹介状が必要ですか?

紹介状がなくても診察をお受け頂けます。

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Q放射線治療後でも再建手術が受けられますか?

はい、受けられます。ただし放射線による皮膚のダメージが落ち着いてから治療を始める必要があり、放射線治療終了後から、1年間以上空けてからの治療開始をお勧めしています。

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Q乳がんの手術後、どの程度空けたら再建手術が受けられますか?

主治医の許可が下りれば、乳房再建が可能となります。一般的には、抗がん剤は終了後、ホルモン治療は治療中でも再建の許可が下りる場合は多くあります。放射線治療を受けられた方は、放射線治療終了後1年以上空けてからの治療開始をお勧めしています。乳房再建はCAL法に限らず、術後何年までにお受けいただくのがよいという期限はございません。焦らず主治医と相談しながら再建時期を決めてください。

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Q他の医療機関で皮弁法(自家組織移植)で再建を行いましたが、左右差があります。CALで修正できますか?

CALは極少量ずつ脂肪を注入する為、ボリュームが不足している部分に必要な量の脂肪を注入することができます。また、全体的な凹凸等もCALでなだらかに修正することが可能です。

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Q手術の効果はどのくらいもちますか。時間と共に脂肪が吸収されてなくなってしまいますか?

手術直後は患部の腫れもあり、とても大きく感じられると思いますが、その後腫れが引くと共に、注入脂肪の一部が吸収されます。6カ月後に吸収されずに残った脂肪は血管が通じて患者さまご自身の体の一部となっていますので、周りの組織同様に太れば増え、痩せれば減り、徐々に加齢の影響を受けます。

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Q傷跡は残りますか?

脂肪注入は、乳がん手術の傷を利用する為、針穴のみしか新しい傷はできません。脂肪吸引部には5㎜程度の切開が必要の為小さな傷ができますが、おへその中やショーツラインなど目立たない位置になるよう配慮しています。また時間の経過と共に見た目には分からない程になることが多くあります。

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QCALでしこりや石灰化が起こることがありますか?

CALでも、oil cystまたは嚢胞とよばれるしこりのようなものができることがあり、これが石灰化することもあります。しかし、体に悪影響を及ぼすものではなく、時間の経過と共に吸収されることもあります。必要に応じて、注射針で中のoilを引き抜く処置を行うこともあります。ご不安な症状があれば診察時にご相談ください。

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Q手術を受けることによって、乳癌の発見に支障が出ることはありますか?

以前は、脂肪注入で生じた嚢胞や石灰化が画像診断で乳がんと見間違えられることがありましたが、最近では、乳房X線装置の進歩と、乳腺外科専門医の診断技術の向上により、乳癌の像と脂肪の石灰化による像は、判別が可能になってきており、乳癌の発見に支障が出ることはほとんどありません。ただし、より正しい診断の為に脂肪注入を行ったことは検診時に必ず伝えるようにしてください。

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手術全般についてのQ&A

Q脂肪吸引した場所の皮膚は弛まないですか?

皮膚の伸縮性を超える量を無理に吸引すると皮膚が弛む可能性がありますので、当院では整容性を重視して無理な脂肪吸引はお断りをさせて頂いています。ご高齢の方は皮膚の伸縮性が低くなっていますので、脂肪の吸引量には特に注意が必要です。

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Q脂肪を採取した部位の凹凸が目立つことはありませんか?

脂肪吸引では表層を吸引すると皮膚表面に凹凸が現れるリスクが高まります。また逆に深層の筋組織付近を吸引すると痛みが強く現れやすいと言われています。当院では、経験豊富な医師が様々なことに配慮して丁寧に吸引を行っています。

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Q痛みはありますか。また、どのくらい続きますか?

脂肪を吸引した部位に、強い筋肉痛のような痛みが、数日から2週間程度続くことがあります。脂肪を注入した部位も、数週間は腫れ、痛みを感じることがあります。腫れや痛みが引く日数には、個人差がありますが、徐々になくなっていきます。

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Q腫れや内出血はどの程度続きますか?

脂肪吸引部の内出血は2週間程度、腫れ・むくみは1カ月程度かけて落ち着きます。胸部は、内出血・腫れともに2週間程度かけて落ち着きます。お顔に注入された場合は、内出血は2週間程度、腫れやむくみは1週間~1カ月かかる場合もあり、落ち着くまでの期間には個人差があります。

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Q手術後の生活(入浴や運動)について教えてください。

術後の経過にもよりますが、手術後3日目までは下半身シャワー、4日目に全身シャワーが可能になります。入浴は1週間後の抜糸後から可能になります。また脂肪吸引部の圧迫下着も1週間目までは24時間の着用が必要です。その後の着用は日中のみでも大丈夫です。日常生活は問題ありませんが、激しい運動は脂肪の生着の妨げになりますので最低1カ月、可能であれば3カ月はお控え頂くようお勧めしています。

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Q手術後、仕事ができるようになるまでどのくらいの時間が必要ですか?

痛みの感じ方には個人差がありますが、デスクワークであれば翌日から可能です。ただし、強い筋肉痛のような痛みが、数日から2週間程度続くことがあります。可能であればお仕事は3日~1週間程お休みされることをお勧めします。

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Q一度、脂肪吸引した場所から再度吸引することは可能ですか?

基本的には一度脂肪吸引した部位から脂肪は吸引できません。

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Q初診カウンセリング当日に手術は受けられますか?

当院では安全性を考慮して、初診カウンセリング当日の手術はお断りさせて頂いております。術前検査をお受け頂き、その結果が揃うまで1週間以上空けてから手術が可能になります。

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Q希望通り脂肪は取ってもらえますか?

脂肪の吸引部位は、患者さまのご希望を伺いながら、全体のバランスを考慮して医師が判断します。ご希望部位からの吸引が可能かどうかは、診察時に医師までご相談ください。

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Q手術前後で何回の通院が必要ですか?

基本的には、術前検査、手術、手術後1週間、1カ月後、3カ月後、6カ月後の6回の通院が必要です。その他、術後の状態によっては医師の判断で追加で通院をお願いする場合があります。また、ご希望に応じて初診カウンセリングと術前検査を同日にご予約頂くことも可能ですので、ご予約時にお申し付けください。

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Q手術日に家族や友人が付き添うことは可能ですか?

付き添いの方は、朝の待合室まで付き添いが可能です。申し訳ございませんが、セキュリティー上の問題で、手術中に病室でお待ち頂くことや、病室での宿泊は、できませんのでご了承ください。手術終了後に当院から面会可能時間のご案内やお迎えの時間を付き添いの方へお電話差し上げることは可能です。ご希望の場合は手術日にお申し付けください。

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未成年の方について

Q未成年でも治療が受けられますか?

未成年患者さまが施術を受けられる場合には、保護者の同意及び検査の同行が必要です。具体的な提出書類に関しては、下記リンクよりご確認ください。

pdf未成年者様と保護者様へのご案内
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