対象・施術例・特徴
CALを併用したバスト形成術の対象
下記のようなお悩みやご要望をお持ちの方に、CALを併用したバスト形成術はお勧めです。CALは、患者様自身の幹細胞を活用した新しい脂肪注入術です。詳しくはこちら。
- 大きなバストを綺麗に小さくしたい
- バストが大きく、肩こりや腰痛の原因になっている
- 出産後、バストが垂れてしまった
CALを併用したバスト形成術の施術例
患者様の状態・ご要望に合わせて、切除方法は変更する場合があります。詳しくは診察時に医師までご確認ください。
- 軽度な下垂の改善をご希望の方
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乳輪上部の伸びた皮膚を切除し、縫合することにより乳房を持ち上げ、CALで形を整えます。傷ができる位置が乳輪部のみの為、傷が目立ちにくいことが特徴です。
- 重度な下垂の改善をご希望の方
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余分な皮膚をイカリのような形に切除し、縫合することにより乳房を持ち上げ、CALで形を整えます。 乳輪、乳輪下と乳房下溝に傷ができますが、しっかりと大幅な吊り上げが期待できます。
- 大きすぎる乳房を改善をご希望の方
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皮膚をイカリのような形に切開し、余分な皮膚、脂肪や乳腺を切除し、縫合することにより乳房のサイズを小さくし、CALで形を整えます。余分な皮膚の除去も行いますので、リフトアップ効果もあります。
バスト形成術の特徴
バスト形成術+CALには下記のような特徴があります。
リフトアップやリダクションで下垂を改善するだけで若々しさのアップは期待できますが、更にCALで痩せたデコルテや全体の形を整えることで更に若々しさをアップさせることが期待できます。
CALでは幹細胞濃度を高めた脂肪を注入することで、注入した脂肪が生着しやすく、また生着箇所の血行を良くする効果もあり治療効果を高めます。
治療の流れ
初診カウンセリング
初診カウンセリングに必要な時間は1時間30分です。ご来院後、まずは問診票のご記入に30分、その後医師との診察の時間を1時間確保しています。患者様の状態を確認させて頂き、ご要望をお伺いした上で、患者様ひとりひとりに合ったメニューのご提案をしています。
術前検査
術前検査に必要な時間は3~4時間です。血液検査、レントゲン撮影、心電図、CT検査、マンモグラフィー検査などを実施します。初診カウンセリング当日に検査をお受け頂くことも可能です。安全性を考慮し、初診カウンセリング当日の手術はお断りしています。
手術
全身麻酔で手術を行います。麻酔は執刀医とは別の麻酔科医が行います。手術時間は5時間程度です。その間に脂肪吸引、幹細胞の抽出、余分な皮膚や脂肪、乳腺等の切除、幹細胞と注入用脂肪の混和、脂肪注入、縫合の全てを行います。日帰り、もしくは1泊入院の手術となります。
術後アフターフォロー
基本的な通院は4回です。手術1週間後、1カ月後、3カ月後、6カ月後でのご来院をお勧めしています。
手術後6カ月間の診察代は、手術代金に含まれますので無料です。何か気になることがあればお気軽にご受診ください。
Q&A
バスト形成術について
リフトアップもリダクションも左右でバランスをみながらの調整が可能です。
基本的には皮下脂肪層にCALを行う為、授乳には影響ありません。
リフトアップやリダクションは手術時に余分な皮膚を取り除きますので、戻ることはありません。ただし、皮膚全体は徐々に加齢の影響を受け続けます。また、CALで注入した脂肪の内、6カ月後に吸収されずに残った脂肪は血管が通じて患者様ご自身の体の一部となっていますので、周りの組織同様に太れば増え、痩せれば減り、脂肪も加齢の影響を受けます。
手術後6カ月~1年程度、注入脂肪の生着の様子を見て次回の手術の計画を検討します。
リフトアップやリダクションでは傷ができます。切開の方法によってできる傷の大きさは異なりますので診察時に医師までご相談ください。脂肪注入部には針穴のみで新しい傷はできません。脂肪吸引部には5㎜程度の切開が必要の為小さな傷ができますが、おへその中やショーツラインなど目立たない位置になるよう配慮しています。また時間の経過と共に見た目には分からない程になることが多くあります。
CALでも、oil cystまたは嚢胞とよばれるしこりのようなものができることがあり、これが石灰化することもあります。しかし、体に悪影響を及ぼすものではなく、時間の経過と共に吸収されることもあります。必要に応じて、注射針で中のoilを引き抜く処置を行うこともあります。ご不安な症状があれば診察時にご相談ください。
以前は、脂肪注入で生じた嚢胞や石灰化が画像診断で乳がんと見間違えられることがありましたが、最近では、乳房X線装置の進歩と、乳腺外科専門医の診断技術の向上により、乳癌の像と脂肪の石灰化による像は、判別が可能になってきており、乳癌の発見に支障が出ることはほとんどありません。ただし、より正しい診断の為に脂肪注入を行ったことは検診時に必ず伝えるようにしてください。
手術全般について
皮膚の伸縮性を超える量を無理に吸引すると皮膚が弛む可能性がありますので、当院では整容性を重視して無理な脂肪吸引はお断りをさせて頂いています。ご高齢の方は皮膚の伸縮性が低くなっていますので、脂肪の吸引量には特に注意が必要です。
脂肪吸引では表層を吸引すると皮膚表面に凹凸が現れるリスクが高まります。また逆に深層の筋組織付近を吸引すると痛みが強く現れやすいと言われています。当院では、経験豊富な医師が様々なことに配慮して丁寧に吸引を行っています。
脂肪を吸引した部位に、強い筋肉痛のような痛みが、数日から2週間程度続くことがあります。脂肪を注入した部位も、数週間は腫れ、痛みを感じることがあります。腫れや痛みが引く日数には、個人差がありますが、徐々になくなっていきます。
脂肪吸引部の内出血は2週間程度、腫れ・むくみは1カ月程度かけて落着きます。胸部は、内出血・腫れともに2週間程度かけて落着きます。お顔に注入された場合は、内出血は2週間程度、腫れやむくみは1週間~1カ月かかる場合もあり、落ち着くまでの期間には個人差があります。
術後の経過にもよりますが、手術後1週間頃の抜糸までは下半身シャワーのみ可能です。入浴や胸を濡らすことは抜糸後から可能になります。また脂肪吸引部の圧迫下着も1週間目までは24時間の着用が必要です。その後着用は日中のみでも大丈夫です。日常生活は問題ありませんが、激しい運動は脂肪の生着の妨げになりますので最低1カ月、可能であれば3カ月はお控え頂くようお勧めしています。
痛みの感じ方には個人差がありますが、デスクワークであれば翌日から可能です。ただし、強い筋肉痛のような痛みが、数日から2週間程度続くことがあります。可能であればお仕事は3日~1週間程お休みされることをお勧めします。
基本的には一度脂肪吸引した部位から脂肪は吸引できません。
当院では安全性を考慮して、初診カウンセリング当日の手術はお断りさせて頂いております。術前検査をお受け頂き、その結果が揃うまで1週間以上空けてから手術が可能になります。
脂肪の吸引部位は、ご患者様の希望を伺いながら、全体のバランスを考慮して医師が判断します。ご希望部位からの吸引が可能かどうかは、診察時に医師までご相談ください。
基本的には、術前検査、手術、手術後1週間、1カ月後、3カ月後、6カ月後の6回の通院が必要です。その他、術後の状態によっては医師の判断で追加で通院をお願いする場合があります。また、ご希望に応じて初診カウンセリングと術前検査を同日にご予約頂くことも可能ですので、ご予約時にお申し付けください。
付き添いの方は、朝の待合室まで付き添いが可能です。申し訳ございませんが、セキュリティー上の問題で、手術中に病室でお待ち頂くことや、病室での宿泊は、できませんのでご了承ください。手術終了後に当院から面会可能時間のご案内やお迎えの時間を付き添いの方へお電話差し上げることは可能です。ご希望の場合は手術日にお申し付けください。
支払いについて
キャンセルは可能です。ただし、原則としてご予約金の返金はできませんのでご注意ください。またご予約金入金後に日程変更される場合は、入金済みのご予約金に加え、改めてそれと同じ金額のご予約金の入金が必要になりますのでご了承ください。
他院からの診断書や当院医師の判断により、医療的事由で手術が中止された場合に限り手術代金の返金が可能です。ただし、既に受けられた検査代金の返金はできませんのでご了承ください。
分割払いの方法は、クレジットカードとメディカルローンがあります。クレジットカードはお持ちのカードの種類により回数が異なりますが、2・3・5・6・10・12・15・18・20・24回払いが可能です。メディカルローンは6回から60回払いまでご利用可能です。メディカルローンをご希望の場合には、審査が必要となりますので術前検査をご予約の際にスタッフまでお申し付けください。
はい、お支払いただけます。但し、クレジットカードの種類によりご利用限度額が異なりますのでご注意下さい。
未成年者について
未成年患者様が施術を受けられる場合には、保護者の同意及び検査の同行が必要です。具体的な提出書類に関しては、下記リンクよりご確認ください。
未成年患者様と保護者様へのご案内