原因を知って脱・老け見え！を詳しく解説

エイジングケア

外出先で映った自分の姿や写真を撮ったとき、思わず「もしかして老けてきたかも？」と感じたことはありませんか？「実年齢より年上に見られがち」「同年代の人よりも老けた印象になっている気がする」など、何かのタイミングで急に自覚する方もいるかもしれませんね。
老け見えには３つの大きな原因があります。これらをケアすることで若々しさをキープしていきたいですよね。ここから詳しく説明していきます。

老け見えの主な原因

老け見えの主な原因は大きく分けて3つあります。

① くっきりとしたシワ

年齢とともに、シワが気になってきた方もいるのではないでしょうか。自分だけしか気づいていなかったはずの小ジワも、いつの間にかくっきりとしたシワになっている…なんてことはありませんか？
鏡を見たタイミングで、まずは以下のことをチェックしてみてください。
・額にシワができていないか
・眉間にシワがないか
・アゴに梅干しのようなシワがないか
・首にシワがないか
目もとや口もとのシワだけではなく、実はおでこやアゴ、眉間などに現れる表情シワや首のシワにも要注意。特に首のシワは顔より薄いと言われており、皮膚内部も顔よりたるみやすい構造になっているそう。加齢とともにシワができやすいところなので、チェックしてみてください。

② たるみ

老け見えの原因にはたるみも影響しています。
＜たるみによる代表的なお悩み＞
・肌のハリ不足のせいで毛穴が目立つ
・フェイスラインがぼやけて太って見える
・目の下のクマが気になる
・二重アゴ
・マリオネットライン
・ほうれい線

年齢を重ねると筋力の低下や肌組織の弾力不足が起こりやすくなることから、顔の重心が下に移動するといわれています。
また、肌のハリやツヤを形成するのに役立つコラーゲンやエラスチン、脂肪細胞が減少すると、たるみの原因にもつながりやすくなりますよ。

③ くすみ

顔全体がくすんでいると、冴えない印象に見えがちになってしまいます。くすんでいるのは、つまり肌のツヤが失われているということ。くすみの主な原因として、以下の3つがあるとされています。

＜乾燥＞

肌が乾燥するとキメが乱れたり、肌表面に凹凸ができることでツヤ不足になります。特に空気が乾燥する季節は、肌の角層から水分が蒸散しやすく、肌が潤い不足に陥りがちです。

＜紫外線＞

肌が紫外線にさらされると、色素を作る細胞が刺激されてメラニンが作られ、茶色いくすみとして肌に現れやすくなります。紫外線は天気に限らず降り注いでいるものなので、外出時に日傘を使ったり、帽子をかぶるだけでもメラニンの生成予防が期待できますよ。

＜加齢＞

メイクをしていて、アイシャドウやチークなどの色がきれいに乗らない…と感じた場合は、加齢による黄ぐすみが原因かもしれません。メラニンの蓄積や普段の食生活のなかで糖質を摂りすぎると、体内で糖質とタンパク質が結びつき、糖化が起こります。これにより、肌内部のコラーゲンが黄色く変化する可能性があるのです。
加齢によるくすみ対策には、食事の改善などインナーケアから始めてみるのも良いかもしれませんね。

おわりに

今回は、老け見えの主な原因についてお伝えしました。大切なのは、気づいたときからケアを習慣づけること。できる対策から取り入れてみてくださいね。