1. トップページ
  2. 高度な脂肪注入術、CAL組織増大術
  3. 幹細胞移植について、どの治療方法を選ぶか迷ったときのガイドライン

幹細胞移植について、どの治療方法を選ぶか迷ったときのガイドライン

最近、幹細胞移植について、複数の医療機関がさまざまな治療方法を広告しています。
皆様方におかれましては、ご自身のおからだに関することなので、充分に比較検討していらっしゃることだと思います。

以下に当院が考えるガイドラインを掲載させていただきます。みなさんのご判断の参考になればと思います。

  1. 幹細胞を取り出す装置

    国の許可脂肪から幹細胞を取り出す装置は、企業がつくっています。医師は、この装置を企業から購入して、治療に使います。この装置は、国が定める薬事法という法律で、「治療に使用してもよいという許可」を貰わなければ販売できないことになっています。
    ときどき、医師が「自分が責任を負うから」ということにして、許可を貰っていない装置を企業から購入して、治療に使うことがあります。

    けれども当院では、からだに移植する細胞をとりだす装置は、できれば国の許可を貰っていてほしいものだと考えます。安全性・有効性の面で国の審査がない装置を使うわけにはいかないと考えるからです。今、日本にこのような許可を貰った装置はないと思います。そこで当院はそういった装置を使わずに、手作業で丁寧に細胞を取り出しているわけです。

    皆さんは、担当の医師に「その装置は治療に使ってもよいという国の許可を貰っていますか?」とご質問してみては如何でしょうか。

  2. 幹細胞移植の詳しい方法

    脂肪には、幹細胞がもともと含まれています。ですから、普通の脂肪移植を「幹細胞移植です」と主張しても、必ずしも間違いではないという人がいます。けれども、移植する脂肪には幹細胞が少ししか入っていないのです。幹細胞が少ないので、充分な効果が得られないのです。

    からだに移植する脂肪は、幹細胞を豊かに含んだ「細胞リッチな脂肪」でなければなりません。幹細胞がたくさん入った脂肪を移植するには、「幹細胞を集めてくる技術」を持っていなければなりません。これが本当の意味での「幹細胞移植」だと考えます。この技術を持っているかどうかは、「論文」をチェックすることなどでわかります。

    ところで、「論文」というのをご存知ですか。
    論文本当の意味の幹細胞移植は、高度な医療技術なので、世界中の医師や研究者が「論文」を書いています。論文を書くというのは、科学者の大切な仕事です。自分達が発見したことを論文に書いて、世界に広めるのです。
    これによって世の中の科学が進歩していきます。

    皆さんは、担当の医師に「その幹細胞移植について、先生方は論文を書きましたか」「論文を見せてください」と聞いてみてはいかがでしょうか。論文には研究者や、医師や医療機関の名前が書いてあります。よい論文には英語で書かれた論文が多いですが、コピーしてもらって帰れば、あとでチェックできます。

  3. 効果

    効果効果は、移植した脂肪がどれだけ定着したかという「定着率」でわかります。「当院の定着率は何パーセントです!」というアピールをお聞きになることがあると思います。定着率を出すには、患者様に移植手術の後、数ヶ月から数年、何度もご来院していただき、おからだを測定させていただけなければ計測できません。それから計測のための方法も持っていないと図れません。そうやって計測した多くの患者様のデータがあってはじめて「何パーセントです」といえるのです。

    担当の医師に、「根拠になるデータはありますか」と訪ねてみては如何でしょうか。

    (2008.4)

このページの先頭へ
治療メニュー
  • 豊胸手術
  • バッグの抜去と豊胸術
  • 乳房再建術
  • 顔のアンチエイジング
  • その他の部位